製品Q&A
感染性胃腸炎は多種多様の原因によるものを包含する症候群名です。
全国約3,000カ所の小児科定点からの患者発生報告数が増加するのは冬季であり、その大半はノロウイルスやロタウイルス等のウイルス感染を原因とするものであると推測されます。
また、患者発生のピークは例年12月中となることが多く、同時期の感染性胃腸炎の、特に集団発生例の原因の多くはノロウイルスによるものであると考えられ ています。(IASR, Vol 31. No 11. http://idsc.nih.go.jp/iasr/31/369/inx369-j.html参照)。
ノロウイルスの不活化には逆性石鹸(塩化ベンザルコニウム)は無効ですし、エタノールはあまり効果がありません。ノロウイルスを不活化させるには次亜塩素酸ナトリウム(次亜塩素酸ソーダ)の使用や加熱が有効です。 |
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以前は小型球形ウイルス(SRSV,Small Round Structured Virus)と呼ばれてましたが、ウイルスの遺伝子が詳しく調べられるようになると、「小型球形ウイルス」には2種類あり、そのほとんどは、いままでノー ウォーク様ウイルスと呼ばれていたウイルスであることが判明し、2002年8月、国際ウイルス学会で正式に「ノロウイルス」と命名されました。(もうひと つは「サポウイルス」)この分類に基づき、2003年8月から食品衛生法において「小型球形ウイルス」は「ノロウイルス」に改められました。
このウイルスは乾燥などに強く、少数でも感染する力を持っています。一般的な食中毒菌は一度に100万個以上が口に入らないと感染しませんが、ノロウイルスは感染力が強く、10~100個程度で人に感染して食中毒症状を起こします。
感染者の便や嘔吐物には多量のウイルスが含まれており、便や嘔吐物や手を介して簡単に感染が広がります。石鹸や洗剤では死なないため、手洗いの時にはよく泡立ててウイルスを洗い流します。
(1)カキの生食または加熱不足が原因と考えられる事例が多く、カキの鮮度と関係なく発生します。
(2)細菌のように食品中で増えることはなく、ヒトの体の中(腸管内)でだけ増えることが出来ます。
潜伏期間(感染から発症までの時間)は24~48時間で、主症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛であり、発熱は軽度です。通常、これら症状が1~2日続いた後、治癒し、後遺症もありません。
また、感染しても発症しない場合や軽い風邪のような症状の場合もあります。
参考ホームページ:
ノロウイルスに関するQ&A(厚生労働省HP) ノロウイルス感染症とは (国立感染症研究所感染症情報センターHP)
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ノロウイルスに関するQ&A(厚生労働省HP)
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ノロウイルスに関するQ&A(厚生労働省HP)
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