◆当社製品
内装:アルミラミネートフィルム
外装:クラフト紙(3層)
内装:ポリエチレンフィルム
外装:クラフト紙(3層)
◆製品紹介
◆Q&A
Q 炭酸ナトリウムにはどのような用途(規格)がありますか?
Q 炭酸ナトリウムの性質について教えてください。
炭酸ナトリウムには、
無水(Na2CO3):白色の結晶または結晶性の粉末。ソーダ灰(soda ash)。
一水和物(Na2CO3・H2O):無色または白色の結晶。
十水和物(Na2CO3・10H2O):無色の固体、洗濯ソーダとも呼ばれる。
があります。
水に溶けやすく、エタノールにほとんど溶けません。
水に溶けると、強いアルカリ性を示します。
Q 炭酸ナトリウムの吸湿性について教えてください。
無水のものは空気中の水分を吸収して一水和物になります。(吸湿性)
Na2CO3 ⇒ Na2CO3・H2O
Q 自然界ではどのような形で存在しますか?
炭酸ナトリウムは化学的合成法が発明されるまでは、ソーダ灰は主として天然ソーダ灰あるいは海草類を焼却して得られた灰から供給されました。
Q 工業的にはどうやって製造しますか?
工業的にはアンモニアソーダ法で製造されます。
アンモニアソーダ法はメインに(1)、(2)の式で反応します。
(1)NaCl+NH3+CO2+H2O→NaHCO3↓+NH4Cl
(2)2NaHCO3→Na2CO3+CO2↑+H2O
まず、塩化ナトリウムの飽和水溶液にアンモニアを吸収させてから二酸化炭素を吹き込むと、水に溶けにくい炭酸水素ナトリウムが沈殿物として得られます。
これを加熱して熱分解することで炭酸ナトリウムを得るわけです。
そしてここで同時に生成する塩化アンモニウムと二酸化炭素は再利用されます。
Q 洗剤の原料として、どういう役割をしますか?
石鹸のアルカリ助剤として使われています。
汚れに対する浸透、乳化、分散などの力が優れた界面活性剤が洗浄剤の主体となった現在、アルカリ剤は洗浄力を高めるための助剤としての役割を果たしています。
アルカリ剤には炭酸ナトリウムとケイ酸ナトリウムが用いられています。
洗浄におけるアルカリの作用は次のような効果があります。
1.水中の、あるいは汚れに由来するカルシウムイオンやマグネシウムイオンを封鎖したり、沈殿させて洗浄液を軟化する。
2.洗浄液をアルカリ性とし、汚れの油脂、脂肪酸を石けんに変える。
3.アルカリ緩衝作用を示し、洗濯に好適のpHを維持する。
4.石けん溶液中で界面活性相乗作用を発揮する。
5.汚れの除去、解膠、乳化、分散を助けてその再沈着を防止する。
Q 浴用剤の原料として、どういう役割をしますか?
炭酸ガス系入浴剤の原料として使われており、浴湯中で炭酸ガスを発生させます。
炭酸ガスには血管拡張作用があり、お湯に溶けた炭酸ガスは、皮膚呼吸により、容易に皮膚下に入り、直接血管に下に入り、直接血管に働きかけ、血管を拡張させます。
血管が広がると、末梢血管の抵抗が弱まることから、血圧が下がり、血流量が増え、結果、全身の新陳代謝が促進され、疲れや痛みなどが回復。同時に、温かいお湯に入っているので、なおさら体表面の熱は血液によって全身に運ばれ、体の芯まで温かくなります。
Q ガラスの原料として、どういう役割をしますか?
ソーダ(石灰)ガラスの原料として使われています。
ガラスの原料としては、まず珪砂があります。しかし、珪砂だけだと、よほど高温にしないと、ガラス状にならないので、炭酸ナトリウム(ソーダ灰)をいれます。
ソーダ(石灰)ガラスとは、もっとも一般的なガラスで、窓ガラス・びん・食器類など多くのものに使われています。
Q 炭酸ナトリウムの安全性について教えてください。
水に溶けると強アルカリ性になるので皮膚,粘膜を刺激します。経口摂取すると、のど、胃等を刺激します。